外貨MMFの税金
外貨MMFで利益が出たなら、税金を納めなくてはなりません。
利益がでるのは2パターンあり、それぞれが別の課税方法になっています。
- 分配金・・・外貨MMFの運用利益(毎月の利息のようなもの)
- 為替差益・・売買したときの為替差による利益
1つは投資信託会社が資金を運用し、その運用益を投資家に還元する分配金で、もう1つは、外貨MMFを買ってから円安になったときの為替差益です。
分配金の税金
分配金には20%の源泉分離課税が課されます。
この場合の源泉分離課税というのは、証券会社が分配金から所得税を20%源泉徴収し、それだけで納税が完結するというものです。
よって税金の確定申告の必要はありません。
為替差益の税金
為替差益は、外国籍の投資信託なので、非課税となっています。
一方、他の外貨商品である、外貨預金や外国為替保証金取引(FX)は売買益に累進課税されます。
累進課税は儲ければ儲けるほどより高い税率を課する方式。最高で50 %もの税率になりますから、税金を払う為に稼いでいるような気持ちになりますね。
2012年1月の取引よりFX が税制変更になりました。税率は一律 20% に変更となり個人で確定申告が必要です。FX も使いやすくなりましたね。
| 外貨MMF | 外貨預金 | FX | |
| 分配金(利息) | 20%源泉徴収 | 20%源泉徴収 | 20%申告 |
| 為替差益 | 非課税 | 累進課税 |
為替差益が非課税であることが、他の外貨商品よりも有利な点です。この税金の有利さから、外貨MMFはプロも運用に組み入れている商品なのです。
SBI証券とソニー銀行は例外。為替差益に税金がかかる
為替差益の税金について、SBI証券とソニー銀行は例外です。
円を外貨に両替して外貨口座に移してから、外貨で外貨MMFを買うシステムになっています。実はこのシステムだと、外貨から円に交換したときの為替差益に累進課税されてしまうのです。この場合、雑所得として確定申告する必要があります。
為替差益に課税されないのは、円から直接、外貨MMFを売買する場合だけなのです。
ちなみに確定申告が不要になる場合もあります。詳しくは国税庁のサラリーマンで確定申告が必要な人をご覧ください。








