外貨MMFの投資対象
外貨MMFは、安全性の高い優良企業の社債や国債に投資する投資信託です。安全性が高いといっても、どんなものに投資しているのでしょうか?
ここでは具体的に、外貨MMFのがどんなものに投資しているのかを見ていきたいと思います。
ひとくちに外貨MMFといっても、運営会社によって投資先は違います。それぞれの運営会社が何に投資しているかを知りたい場合は、その都度、目論見書をみてください。
外貨MMFの投資対象の説明
それでは、説明をはじめていきますね。
預金証書
普通預金や定期預金のことです。集めたお金を預金してその利息を得ています。これは投資をされたことがない方でもお馴染みの商品ですね。
譲渡性預金(CD)
通常の預金と違って、金融市場で売ることができる預金です。普段は意識しませんけど、普通預金や定期預金は通帳に書かれた本人だけが預け入れたり引き出したりできます。
譲渡性預金は、預金の権利を売ることができる預金なんです。預金金額が大きい(5,000万円程度)ため、法人の決済用に使われています。普通・定期の区別はありません。
certificate of deposit の頭文字をとって CD と略します。
短期・中期債券
格付けの高い国、地方自治体、企業が発行する債券。短期は満期まで1年未満のもの、中期は1年以上から5年未満のものです。外貨MMFでは、長くても1年で満期がくる債券を扱っていることが多いです。
確定利付債
固定利付債ともいいます。利付というと難しく感じますが、債券を持っているともらえる利息のようなもの(利益が付く)。債券を買った時の利率が満期までずっと同じものをいいます。
コマーシャル・ペーパー(CP)
優良企業が割引した額で発行する約束手形のことです。
割引して発行するというのは、例えば企業が、100万円の価値がある約束手形を98万円で投資家に売ります。満期がくれば投資家から100万円で買い戻します。投資家は差し引き2万円分の利益を手に入れることができるわけです。
コマーシャル・ペーパーの利率は0と表示されますが、売買して得た利益が利息となります。
当サイトで多くの人が注目している人気記事