運用成績 2006年からの記録
実際に、私が2006年の1月から始めた外貨MMFの運用の経過を紹介します。
投資する通貨は、米ドル、ユーロ、豪ドルの3つ通貨にしました。投資する通貨を分けたのは、もしテロのような予期しない事件が起きた時の通貨の暴落を避けることが狙いです。アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアという地理上で離れた地域に投資することで、被害を最小限に抑えようと考えました。
そして、米ドルに5,000円、ユーロに3,000円、豪ドルに2,000円の合計1万円で、月に一度外貨MMFを買い続けました。
1年間、買い続けた結果が下表の通りです。
通貨 | 米ドル | ユーロ | 豪ドル |
投資資金 | 60,000円 | 36,000円 | 24,000円 |
取得外貨 | 527ドル | 249ユーロ | 278豪ドル |
これを今日(2007/3/10)の為替レート(手数料込み)で日本円に直してみます。米ドル=116.7円、ユーロ=153.25円、豪ドル=90.45円なので、合計で124,829円になります。
4%の年率はどう思うでしょうか?
私はとても優秀な成績だったと思っています。普通に銀行に毎月1万貯金していたら、4%は到底届くはずのない年率です。しかも、やることと言ったら、毎月決まった日に決まった額を買い続けるだけなのです。
為替が大きく動こうと、ハラハラ心配する必要はありません。
私は以前、外国為替証拠金取引をやっていたのですが、一日に数万円の変動なんてざらでした。あの時は、会社で仕事をしていても為替レートが気になって、トイレに入って携帯で為替レートチェックをしていたほどです。大きく損をしていようものなら、その日の仕事は手につかなくなっていました。
それを思い起こしてみると、外貨MMFは本当に楽な投資です。
ただ毎月決まった日に決まった額を買い続けるだけなので。
2007年の運用成績
2007年の外貨MMFの投資プランを考えました。今年はこのプランで資産運用をしていきたいと思います。投資プランは次の通り。
- 米ドル、ユーロ、豪ドルの3通貨に分散投資。
- 投資資金は、年間で60万円とする。
- 週に1回、火曜日に3通貨を買付する。
- 1回の投資で米ドル、ユーロが5,000円、豪ドルが2,500円。
以上を守って資産運用していきます。
2007年の運用成績
2007/12/11現在
投資総額:272,630円
時価総額:266,196円
運用益:-6,434円
2008年の運用成績
2008年の外貨MMFの投資プランを考えました。
ポートフォリオの外貨の比率が高くなりすぎたので、買い付けの頻度を下げることにしましたが、ドルコスト平均法を使っていくプランに変わりはありません。
2008年の投資プランは次の通りです。
- 米ドル、ユーロ、豪ドルの3通貨に分散投資。
- 1回の投資で米ドル、ユーロが5,000円、豪ドルが2,500円。
- 月に1回、3通貨を買付する。
- 投資資金は、年間で15万円とする。
以上を守って資産運用していきます。
知り合いの証券マンに聞きましたが、「今ある状況は百年に一度あるかないか」ではなく、「今まで一度も経験したことのない状況」だそうです。そんな状況でも、米ドル、ユーロ、豪ドルが無価値になることは考えにくく、さらにいつもの4倍の資金で買いを入れました。
最初の投資プランを変更してしまっていますね、年初にはこの状況が予測できていなかったので臨機応変に対応です。一方、これから投資をされる方にとっては、今が最高のスタートになる可能性が高いですね。
2009年の運用成績
2009年の外貨MMFの投資プランも去年と変わらず、ドルコスト平均法を使っていくプランです。ちょっと手抜きになってきました? ほんとうにやることが変わらないので特にコメントができなくなっているんです。
2010年の運用成績
2010年の外貨MMFの投資プランも去年と変わらず、ドルコスト平均法を使っていくプランです。米ドルが弱くなっている点と、豪ドルが強くなっている状況を考えて、豪ドルの投資額を5,000円に上げます。
- 米ドル、ユーロ、豪ドルの3通貨に分散投資。
- 1回の投資で米ドル、ユーロが5,000円、豪ドルが5,000円。
- 月に1回、3通貨を買付する。
2011年の運用成績
2010年と同じプランです。うわっ手抜きですね、、。
以上を守って資産運用していきます。
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