貿易黒字:外貨MMFの基礎知識

外国への輸出額 ー 外国からの輸入額　がプラスになる貿易です。国の世界における経済力の強さを表し、日本は貿易黒字の国です。2011年は年間で31年ぶりの貿易赤字に転落し、年明けも赤字が続いている。

これは、円高による輸出産業の不調と報道されることが多いですが、本当のところは輸出額は増加傾向にあります。リーマン・ショック直後は輸出額も減り、そして津波震災により経済打撃を受けましたが順調に輸出額は伸びてきています。

近年の貿易赤字の原因は、火力発電用の燃料を大量に輸入しているからです。原子力発電が使えないことにより電量供給が火力発電に頼る割合が増えたためです。輸出額が減っているのではなく、輸入額が増えているから貿易赤字になっています。

燃料の輸入が増えるのも一時的なものです。この円高の恩恵を受けて海外より安く燃料を購入し大量に備蓄したあとは、輸入額も減り、また貿易黒字になるでしょう。

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