ホームエクイティローン:外貨MMFの基礎知識

Home Equity Loan の略。日本語に訳すと、住宅担保ローン。
個人が持っている住宅（不動産）を担保としてローンを組むこと。

借りれる金額の上限は、住宅の正味価値（市場価値からローンの残債を差し引く）が融資の限界。例えば市場価値が3,000万円の住宅を持っている個人がいて、その住宅のローン残高が2,000万とする。この場合、ホームエクティローンで借入すると1,000万円を上限としたローンが組める。

住宅を担保とするためとりっぱぐれがしにくく、金利が低い。また借りた資金の使い道も自由なことから、住宅を持っている人には借りやすい。一方で、消費大国アメリカでは、リフォーム費用、医療費、自動車、教育費などを工面するためにホームエクイティローンが大量に発行された。人口が増え続けているアメリカでは、不動産価格が上昇するので人気が爆発した。

クレジット・ローンよりも低金利であったため、社会的な信用度の低い低収入層まで借入がすすみ、世界経済ショックの一因となってしまった。