日本円MMFのまとめ
当サイトは、外貨MMFについて解説するサイトです。ただ、「MMF」で検索していらっしゃる方が多いので、MMFについても解説したいと思います。
日本円MMFってなに?
MMFは、マネー・マネジメント・ファンドといって、日本円で運用される投資信託のひとつです。外貨MMFと区別するために、「日本円MMF」と言われることもあります。⇒MMFとは
投資対象は、公社債(日本国債や普通社債など)が中心です。他にはコール・ローン、CP(コマーシャル・ペーパー)、CD(譲渡性預金証書)などがあります。⇒投資先の説明
日本円MMFはとても安全な投資商品で、よほどのことがない限り元本を損なうことはありません。ただし、過去に何度か元本割れ(元本が一部または全部返ってこないことを言います。)もあります。元本保証のない預金、と考えるのが分かりやすいですね。⇒MMFのリスク
日本円MMFの仕組み
公社債などから出る利益を、毎日決済して投資家に分配しています。1ヶ月分の分配をまとめて、税金を引いたあとに、証券会社の月の終わりの営業日に自動で再投資されます。
手数料
MMFに手数料はかかりません。申し込みをするときも、換金をするときも無料です。ただし、購入後は 30日以上持ち続ける必要があります。
30日以内に換金すると、10,000口あたり 10円の信託財産留保額がかかってしまいます。信託財産留保額が差し引かれることで、元本割れするおそれもあります。
⇒MMFの購入手数料
税金
MMFで得た利益にかかる税金は 20.315%です。毎月の分配金から自動的に税金の分を差し引かれた分が手元に渡ります。(源泉分離課税)
銀行の利息につく税金と同じです。利息が払われるタイミングで税金が自動的に引かれてみなさんの口座に入金されます。
⇒MMFの税金とその払い方
利回り
日本円MMFの利回りは、0.1% に満たないほどです。⇒MMFの利回り
代表的な日本円MMFの利回りは以下のとおり。
代表的なMMFの利回り
MMFの名前 | 利回り(%) |
野村MMF | 0.085 % |
ダイワMMF | 0.091 % |
MHAMのMMF | 0.078 % |
かなり低めの利回りです。
参考
MMFの利回りっていったい何だろう?⇒利率と利回りの違い
ドルなどの外貨で運用する 外貨MMFの利回り表⇒外貨MMFの利回り
最小購入単位
1円以上、1円単位で申し込めます。取り引きはいつでも可能です。
メリット
・手数料がかかりません。
・日本円で運用のため為替リスクがありません。
デメリット
・30日以内の出金(中途解約)を行った場合は、信託財産留保額が差し引かれるため、元本割れすることがあります。
どうやって買えばいいのか?
日本円MMFよりも外貨MMFをおすすめします
日本円MMFは安全性が高いのが魅力です。ただ利回りがとても低く、 0.1%程しかないため、銀行預金の利子に毛が生えた程度の利益しか入りません。100万円分の日本円MMFを購入したとして、利益が年に 800円程度。いくらローリスクとはいっても、これじゃお小遣いにもなりません。
やっぱり私は、外貨MMFをおすすめします。外貨MMFとは、ドルやユーロなどの外貨を使って運用しているMMFです。
日本円MMFと同じく、安全性の高い投資商品と言われており、これまでに外貨を基準として元本割れをしたことがありません。しかも利回りが高く、オーストラリアドルは2.5%、アフリカランドでは 4%を超える利回りを出しています。
このサイトでは、外貨MMFについて分かりやすく説明しています。より大きな利益を得るために、外貨MMFを学んでみましょう。
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