なぜ外貨投資をするのか?

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なぜ外貨投資をするのか?

外貨MMFの基礎を説明する前に、「なぜ国内の株や国債ではなく外国に投資するのか?」についてお話しします。

日本より外国の方が金利が高いというのも理由の一つですが、いつまでも日本の金利が低いわけではありません。これから日本の金利が上昇していくことは確実です。

では、日本の金利が上昇して、外貨の金利が下がれば外貨投資はやめるのでしょうか?

いいえ、私は外貨投資は続けていきます。
どうしてかというと、日本円でしか投資をしないことがリスクであると考えているからなんです。詳しく説明しますね。

資源のない日本

日本は貿易によって成り立つ大国ですが、国内にほとんど資源がありません。そこで、海外から資源を輸入して製品を生産し、海外に輸出したり国内で販売しています。日本は海外からの資源輸入が必要不可欠なわけです。

最近でいうと、石炭を大量に購入しています。原子力発電が使えなくなったため、火力発電用の石炭の備蓄を増やすためです。

万が一、石炭の輸入に制限が掛けられ備蓄を使い切ったとしたらどうなるでしょうか?日本は、あっという間に電力不足になり、多くの工場で生産ラインがストップ、また電力に頼っている私達の生活にも影響が。そして、経済に大打撃を与えてしまいます。

資源は無限ではありません。オーストラリアなどの資源を持つ国の価値は高まります。国の価値が高まるということは、その国の貨幣の価値が高まるということです。その時に、その国の貨幣を持っていれば自分の資産の価値も高まるという具合です。

日本は借金大国

更に、日本ほど、借金(国債発行高)が多い国はありません。国家の年収を超える借金を持っているんですよ。一般家庭なら、とうにやりくりできなくて破産しています。

日本が破産するといっている経済評論家や、海外の調査機関もちらほら目にします。

ただ実際は、そう簡単には日本が倒産しないと考えています。なぜなら、90%以上の国債は、国内の金融機関や個人相手に発行されているからです。いざ資金繰りが行き詰ってしまった場合、「国債はなかったことにしてね」と借金帳消しの命令が出せてしまうのです。

そして、個人の預金は下ろせなくなり経済に大打撃は与えます。さらに、もしも日本が破産すれば、日本円は紙切れ同然の価値のないものになってしまいます。そうなれば、当然日本円での投資資産も大幅に目減りしてしまうのです。

こういった危ういバランスの上に成り立っているのが「経済大国ニッポン」なのです。ちょっとした経済のさじ加減で、ひとつの国がめちゃくちゃになる。そんな時代なのです。

これからは、日本円だけしか持っていないことがリスクになるのです。リスクを分散させるため、外貨投資が必要です。

外貨預金との違いは?
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