アメリカ大統領選挙に思う
明日11/6、ついにアメリカで大統領選挙の決着がつきます。
どうして大統領の話をするかというと、アメリカ経済と大統領が誰になるのかって話は、切っても切れない要素だからなんですね。
日本じゃ誰がトップになってもほとんど変わらないのであまり実感がないんですが、アメリカ大統領の権限はとっても大きく、その経済政策は大きくアメリカ経済を動かします。そして、アメリカ経済が活気づけば、世界経済も不景気の脱出口を見つけられるという具合に良い方向に転がるんですね。
さて、今の候補は再選を狙うオバマ大統領と、共和党のロムニー氏。フタを空けて見なければわかりませんが、今のところオバマ大統領が優勢と見られています。というのも最近実施したQE3の政策が上手くいっており、アメリカの不動産業界が息を吹き返しています。
今も人口が増えているアメリカにおいては、不動産業界の復活が大変重要で、家やビルが建てば多くの労働者を雇い入れることになり、雇用率が改善するのです。オバマ大統領の経済政策は上手くいっており、ここでロムニー氏に交代になってしまうと、ガラっと政策が変わってしまうリスクがあるのです。
ロムニー氏は、減税と財政赤字削減を両方解決すると宣言しており、これってつまり収入が減って支出を減らすってことで、政府の資金提供を減らそうということなんですね。なんか日本の民主党マニュフェストを思い出しますね。
今のところ経済が上手く回っているのはアメリカ政府が民間に資金を提供しているからなんで、ロムニー氏はそのまるっきり逆をやろうとしている。もしもロムニー氏が大統領になったら、これはすごいことになりそうです。頑張れ!オバマ大統領。
更新日:2012年11月 5日|分類:管理人の一言
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