消費税率が上がってしまった、、:外貨MMFの基礎知識

消費税、、上がってしまうことになりましたね。ご存知のとおり２段階で引き上げられて平成26年4月1日からは8％、平成27年10月1日からは10％ と大幅な税率アップです。

消費税率アップの理由には、「今後増え続ける社会保障費が現在の税率ではカバーできない。だから税率を上げて税収を増やさないといけない。」というのが政府の見解なのですが、実はコレ眉唾ものです。

以下、2つの政府見解に反論します。

消費税率を1%上げれば、年2.5兆円の増収効果がある
過去二回、日本で消費税の導入で3%になったときと、3%が5%になったとき。どちらも税収が減っています。消費税率アップによりたしかに消費税収は上がるのですが、買い控えなどにより企業の商品が売れにくくなり、法人所得税などが減収となるのです。そして税収の合計を見ると減収になっているのが過去の消費税導入の実績なのです。

経済成長では増税は見込めない
嘘です。政府見解では、GDPが＋1兆円 になることで、税収が0.095兆円増える。

過去20年くらいの統計では、GDPが＋1兆円 になることで、0.28から0.3兆円増える。この増加分で社会保障費の増加分が簡単に支払えてしまうのです。

消費税率アップは愚策。今は経済成長すべくバックアップするか、もしくは民主党は何もしないでください。自分の将来のことは自分でしっかりと用意しないといけないと強く再認識したのでした。